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東京と仙台で試写会開催!

 

 12月2日(水)は東京の在日カナダ大使館で、12月4日(金)は仙台のメディアテークで関係者などをお招きして記録映画「東北の新月」の試写会を開催しました。上映したのは、本編上映時間110分のうちの70分だけのラフカット版。理由は、作品が国際映画祭に参加しているのですべてを一般公開できない、という制約があるためです。

 

参加者は東京が75名、仙台が73名。参加者には、映画に登場する東北の人々に交じって、女優や映画監督、エッセイイスト、オペラ歌手、尺八奏者もいらっしゃいました。

 

 上映に先立ち、監督のリンダ・オオハマが震災直後に被災地を訪れることとなったエピソードを披露。それを聴き、涙を浮かべる人が何人もいらっしゃいました。

 

 続いて、映画に登場する人々や、映画製作に協力した人々、遠来の来場者などをリンダが紹介。会場が一体となったところで上映が始まりました。

 

 映画には、岩手、宮城、福島の被災者が登場。彼らがそこで淡々と、また、時には涙ぐみながら語る体験談は、見る者の胸を熱くします。しかし、作品はけしてその姿だけを伝えているのではありません。それが何かについては、この場での講釈は差し控えさせていただきたいと思います。

 

 上映後にはレセプションを開催。あちらこちらでご挨拶が交わされたり、話が盛り上がって笑い声が聞こえたりと、和やかな雰囲気のうちに閉会となりました。

 

 

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